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中同協の動き

「中小企業家しんぶん」 2006年 6月 15日号から

新たな段階への進展を
金融アセスメント法推進会議


 5月23日、東京で中同協・第16回金融アセスメント法推進会議が開かれ、12同友会から21名が出席しました。

 会議では、2年半ぶりの今回の推進会議が、金融アセス運動の成果と到達点を確認し、新たな段階での運動の継続と発展の方向を考えるものであることを強調。アセス運動が金融政策にも反映され、着実に成果をあげてきていることや、同友会が地域で存在感を高めていることなど、運動の到達点を参加者で確認しました。

 事例報告では、昨年度に地方議会で金融アセスの意見書採択を進めてきた青森、大阪、香川、和歌山の4つの同友会、金融アンケートで地元金融機関の評価の取り組みをしている愛知同友会、信用保証協会との懇談で成果をあげている東京同友会が報告しました。

 その後、参加した各同友会の運動の取り組み状況を出し合い、今後の運動の進め方を意見交換しました。

 第1に、各地の金融状況がかなり変化していることがわかり、アセス推進会議で定期的に交流することが大切であることを確認。

 第2に、金融機関に社会的使命を果たさせる金融アセスメント法制定を推進するスタンスを堅持すること。

 第3に、金融機関や信用保証協会との信頼関係の構築に引き続き努力すること。

 第4に、地方議会での金融アセスの国への意見書採択を引き続き推進すること。

 第5に、推進会議での議論を中同協幹事会に反映するとともに、金融プロジェクトを早急に立ち上げ、金融アセスと金融問題の課題を整理し、運動の継続と強化に努めていくこと。

 会議では、以上の課題の推進を申し合わせました。なお最後に、「特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入」問題についても話し合われ、各地で会の内外に反対を訴えていくこととしました。

 

 

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