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各地の動き

「中小企業家しんぶん」2003年 12月 5日号より

地元企業と地域金融機関が連携

長野支部が長野信金支店長らと特別例会


 長野同友会長野支部が10月20日に開いた特別例会には、長野信用金庫からほぼ全支店の支店長45名が参加。会内外経営者合わせて220名余の参加者がありました。

 山口義行・立教大学教授が「いまこそ“時代”を味方にできる経営者になろう〜選別と成熟を超えて〜」をテーマに講演。グループ討論では、全グループに支店長が加わり、「経営改善計画書(経営指針書)は真に担保になりうるのか」をテーマに話し合いました。

 会員経営者からは「経営指針がいかに大切であるかを再認識できた」「支店長の方々と本音で意見交換ができて良かった」など、支店長からは「経営改善計画書の重要性を経営者の方が認識されていることを知り、金融機関の使命を痛切に感じた」「良い討論をさせて頂き、非常に有意義な例会だった。ぜひ本会を継続させていきたい」などの感想が寄せられました。

 最後に、荒井代表理事が「金融機関は、リレーションシップバンキングの機能強化計画を金融庁に提出し、取引先と緊密・長期的な関係を築くことで、担保や保証人に頼らず、融資判断や企業支援を行う取り組みを開始しています。今回を通じて、経営改善計画書を作成し、実践していく重要性を共有できた機会となったのではないかと思います」とまとめました。

 長野同友会では、「閉塞(へいそく)感漂う地域経済に活力をよみがえらせるべく、地域金融機関とのさらなる信頼関係を構築するための取り組みを、今後も継続していく」としています。

 

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