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各地の動き

「中小企業家しんぶん」2001年10月15日号より

50万名署名突破目標で、急速に進む署名活動
―中同協金融アセス法推進会議で報告


 中同協は10月1日、東京で第3回金融アセスメント法推進会議を行い、12同友会から22名が出席しました。

 会議はまず、国吉専務幹事より「緊急金融政策提言」での国会要請行動について報告(本紙9月15日号既報)。また、第1回常任幹事会にて中同協が11月末まで50万名突破の署名目標を掲げることが承認されて以降、多くの同友会で急速に署名運動が取り組まれていることも力強く報告されました。

 全国の署名活動の状況は、宮城10,000名、奈良8,700名、東京、愛知の7,000名など進み始めており、現在全国で42,000名になっています。

 出席した同友会からの取り組み状況報告は以下の通り。

▼千葉同友会
 金融問題対策会議が中心となり、年内30,000名署名の目標で動き始めている。地方議会への請願を取り組んでおり、まず習志野市議会で採択された。(記事別掲)

▼東京同友会
 10月1日の金融シンポジウムは、NHKなどマスコミでも取り上げられ会内外での運動の盛り上がりに期待。しかし、署名活動の伸びが鈍く、取り組みを強めたい。

▼神奈川同友会
 役員の勉強の場として位置付け、東京同友会政策委員長の三宅一男氏を招いて講演会を予定している。金融機関に対する経営姿勢を確立するためにも経営指針づくり運動も併せて呼びかけている。

▼新潟同友会
 支部へ政策委員が出向いて説明・勉強会を実施。署名は、1支部1,000名で、6支部あるので当面6,000名、年度内10,000名を目標としている。

▼静岡同友会
 静岡銀行や地元信金などと懇談。県商工労働部が「関心ある」と言っている。推進体制を強化したい。

▼愛知同友会
 目標の10万名署名をめざして体制を整えている。会内では8割の地区会(参加、約1,000名)で勉強会を実施。楽しくやろうと、のぼり旗やハチマキを作ってお祭りのように取り組んでいる。10月27日には街頭署名を計画。

▼滋賀同友会
 福岡同友会金融アセスメント特別委員会委員の木村敦彦氏の講演会を9月に実施。18歳以上の方すべてを対象に10,000名の目標で署名に取り組む。マスコミや県商工労働部との懇談でもアピールしていく。

▼大阪同友会
 「いつまで勉強してんねん」という声もあったが、やっと最近動き始めた。10月10日に決起集会を企画している。大阪商工会議所の副会頭があいさつしてくれることとなり、運動が盛り上がりつつある。

▼広島同友会
 福岡同友会代表理事で金融アセスメント特別委員会委員長の中村高明氏の講演に多くの会員が感動した。九月に署名運動に取り組むことを決めたが、県としては目標や期日は決めていない。支部で勉強会、署名を進めており、福山支部では15,000名の目標で取り組んでいる。

▼香川同友会
 これまで地元金融機関との懇談など取り組んできたが、金融アセスメント法についてはなかなか理解が進まなかった。10月の役員会で目標設定して署名運動をスタートさせる予定。

▼福岡同友会
 9月に国会議員によるパネルディスカッションを250名の参加で成功させた。「福岡でもこんなことができるのか」という声が上がり、取り組みに会員が自信をもつようになった。県知事も金融アセスメント法に関心を持っていると聞いている。

▼沖縄同友会
 9月で全支部の勉強会を終了。10月より署名活動に取り組む旨の記者会見を実施する。地元金融機関と連続して懇談を進め、相互の理解が進んだ。

 

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