【10.01.31】同友会SNS 27同友会13723名(1月末)が参加

「新たな年に新たな仕事づくりのきっかけを」SNSへの期待高まる

「新たな年に新たな仕事づくりのきっかけを」。中同協では、全国の会員がビジネス交流や経営課題、興味・趣味などのコミュニティー(テーマ別掲示板)で交流ができるSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を1月15日からe.doyu上に立ち上げました。

1月末までに、27同友会(全会員および限定会員公開)などから13,723名が参加するものに広がっています。

参加同友会はこちら:岩手、山形、福島、埼玉、神奈川、山梨、長野、新潟、富山、石川、静岡、愛知、三重、大阪、兵庫、奈良、和歌山、山口、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、長崎、大分、鹿児島、沖縄

 昨年11月5日に開かれた中同協幹事会では、同友会会員であるという信頼関係をベースに、e.doyuを活用し、会員が主体の交流の場をつくることで、各都道府県ごとにある同友会の枠を超えて、ビジネス交流や経営課題解決、興味・趣味など、幅広く知りあい学びあいの関係が作れるものとして、SNSの全国的な利用が確認されました。

 「このSNSは全国組織である経営者団体として初めての試みです。会員間の交流を積極的に行い、個々の企業の発展につなげていきましょう」と、中村高明・中同協情報化推進本部長が呼びかけています。

 SNS広域試験運用には、石川・大阪・兵庫・愛媛・福岡・沖縄同友会が参加しており、だれもがつくれるコミュニティー(現在172件)を介して知り合いになった会員同士が、全国行事で実際に会うことでさらに懇親を深め、ビジネス交流に発展するケースも生まれました。

 中同協情報化推進本部では2006年からe.doyuへの搭載の可能性を検討してきました。「その地域にあって仕事が成り立つ会員の出会いの場づくり」をテーマに、企業間連携の可能性を探るため、兵庫同友会の「ワット神戸」や滋賀同友会のHipなどのヒアリングも行い、08年から試験運用に入りました。

 同友会のSNSには以下のような特徴があります。

(1) 本名で交流するため、情報の信憑(しんぴょう)性が高くなり、経済交流を前提とした同友会のインフラともなる。(2)だれもが自由にコミュニティー(テーマ別掲示板)を設定・交流でき、全国版、地方版(公開、非公開)など、公開の範囲を設定できる。(3)自己紹介や自社紹介、日記を書くことができ、全国に発信できる。(4)「友達登録」すると、友達となった会員の日記更新情報やコメント情報が取得でき、相互に紹介し合うこともできる。

*SNSの利用・推進は会員の自主運営とし、事務局は責任を負いません。また、SNS上の発言は同友会の組織運営上公式に取り上げるものではありません。

*同友会SNSの利用は同友会によって異なります。最寄りの担当役員の方にお尋ねください。