同友会ニュース

【16.07.12】【会長談話】第24回参議院議員通常選挙の結果について

第24回参議院議員通常選挙の結果について

2016年7月11日
中小企業家同友会全国協議会
会長 鋤柄 修


 今回の参議院議員選挙では、アベノミクスに対する評価、昨年制定された安全保障法制と憲法改正に関する問題が大きな争点と言われましたが、論戦は十分かみ合わないまま選挙戦が終了しました。
アベノミクスについては、安倍首相も「道半ば」と言わざるを得ないように、企業数の99.7%、雇用数の約7割を占める中小企業には依然その効果は及んでいません。2010年に閣議決定された中小企業憲章にも謳われているように、「中小企業は、経済を牽引する力」であり「社会の主役」です。中小企業重視の政策を本格的に実施することを要望します。

 また、消費増税は先送りとなりましたが、法人事業税の「外形標準課税」を中小企業に拡大することが懸念されます。外形標準課税は赤字法人にも課税され、地域の雇用は深刻となり、格差の拡大を助長させかねません。当会の「各党の中小企業政策に関するアンケート」への回答では、与党も「極めて『慎重』に検討されるべき課題」であると回答しています。外形標準課税の中小企業への適用拡大は行わないことを重ねて要望するものです。

 今後、大型の経済対策の策定なども予定されていますが、国民生活の向上につながるような地域密着型の社会基盤整備、防災対策、再生可能エネルギーの普及、地域振興策などと中小企業振興政策を一体のものとして推進し、日本経済全体の底上げをはかるような政策が実施されることを期待します。

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