【17.07.05】「中小景気、回復感あれど、定着には至らず」DOR120号速報発表

中小景気、回復感あれど、定着には至らず

 このたび、中同協ではDOR120号(2017年4~6月期景況調査)速報を発表しました。

 今期、業況判断の指摘割合は、「好転」が微増(27.9→28.8)、「悪化」が微減(25.1→23.8)、「横ばい」が不変(47.1→47.4)で、ごく小さい動きではあるが好転。業況判断DIと業況水準DIともに好転傾向であり、回復感はある。しかし、重要な指標で下落しており、定着には至っていない。採算水準DI(38.4→36.7)、1人当り売上高(3.8→0.5)、1人当り付加価値(0.4→0.1)が、ともに2期連続で下落しているのである。中小企業は原材料高の波をかぶり、仕入単価DIは全業種で23→24と高原状態にあり、特に製造業で27→33、見通しは34まで上がる見込み。しかも、金属製品製造業や機械器具製造業は40台前半に達している。(概要一部抜粋)

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