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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2003年 2月15日号

▼ 依然として低迷の続く経済情勢ですが、実はどの業界の中でも1〜2割の企業はきちんと利益をだして発展しているということは確かです。そんな会社にほぼ共通しているのは、経営指針が確立されていることです

▼経営指針の確立(理念、方針、計画)、これは同友会が長年提唱してきました。中同協の運動方針として明記されたのは1977年です、21世紀に入り、経営指針確立に努力している企業は概して業績がよいということが明確になってきました。その上で経営指針を社員と共有し、実践している企業は「良い会社」の証明でしょう。そして毎期の決算が黒字会社になれば文句なく「良い会社」でしょう

▼ほかに良い会社の基準になるものとして(1)独創的な仕事をしているか(2)変化対応が優れているか(3)社員が働きがいを感じているか(4)社会に開かれていて、地域で期待されているか(5)お客さまが子息を就職させたいと思うか

▼ほかに経営哲学、おもしろさ、将来性等の条件に合わせて自社の評価を自己採点してみてはいかがでしょうか。果たして自社は幾つかの条件をクリアして「良い会社」になっているか? 同友会の学びと実践が問われますがいかがでしょうか。

「中小企業家しんぶん」 2月15日号より


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