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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2004年 12月 5日号

▼同友会の魅力の1つはグループ討論にあるといわれています。先日行われた千葉同友会役員研修会でのグループ討論の1コマを紹介します。「学びあう」楽しさの真骨頂といえるものでした

▼新会員に早く会の雰囲気に慣れてもらうにはどうするとよいか。シンプルな会話が良い。自分は何をしているか、企業や地域のことを気楽に話す中で親しみが湧(わ)いてくる。相手が苦痛にならない展開と関心の持つ情報を楽しく共有すること

▼閉じていた貝の口が自然に開くように持っていくのは社員教育と同じ。経営指針を学び、社員がいなければ自分は何もできないことが分かった。以来、みんな愛すべき人間なんだと人への見方が変わった。支部運営もみんなが動いてくれなければ何もできない。会社経営と支部運営は同じだと思う

▼そのためには素直に学び続けること。年1回客先にカレンダーを配るが、あるお客から「年々、穏やかな良い顔になっている」といわれた。学ぶと顔も変わっていくのだろうか

▼同友会はバッテリーの充填の役割をはたす。自社を明るく照らし、役員は支部を明るく照らす。数々の名言が飛び出します。時には迷言も。やはりグループ討論は楽しく元気が湧きます。

「中小企業家しんぶん」 12月 5日号より


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