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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2005年 8月 5日号

▼中小企業憲章の学習会が各地で始まっています。中小企業・自営業の存在価値を日本社会と地域の足元から問い直していくことは、自社のあり方そのものを検証していくことでもあります

▼憲章制定運動は、中小企業に政策的光を与える環境づくりの運動ですが、中小企業が世の光となる、つまり「あなたの企業が輝く」運動でもあります。その努力を社会が認知してこそ、憲章への共感を広げることができます

▼ある支部の憲章学習会ではグループ討論テーマを「地域で光り輝く中小企業像とは」と設定しました。光となる、輝く企業とは、で大いに議論が盛り上がりました

▼商品やサービスがすぐれている、顧客満足を実践し、地域になくてはならない企業となることだ。沸騰する議論の中から導き出されてきた方向は、企業が輝くとは、人間が輝くこと、つまりその企業で働く社員が輝いているということです

▼企業は人間が成長する場であり、社員が生きがい、働きがいを見出し楽しく日々を送れる。地域の人たちも、その企業の社員に対しては仕事上も日常生活の上からも厚い信頼を寄せている。そういう企業をめざそうではないか、が学習会の結論でした。参加者の顔も輝いていました。

「中小企業家しんぶん」8月 5日号より


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