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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2006年 3月 5日号

▼ようやく春めいてきた2月25日、千葉同友会第12期経営指針セミナー修了式が行われ、16名の受講者に修了証書が手渡されました。1泊研修を2回入れて全7講、何度も手を入れた経営指針を発表する受講者の顔も輝いています。

▼オブザーバー参加の筆者にとっても学びの多いセミナーでした。特に前半の経営理念の徹底した掘り下げが印象深い。企業の魂である経営理念。自社の社会的存在価値を再考し、社員の人生に向き合う姿勢を問い直す。戸惑い、反省、再挑戦の反復。

▼毎回20名を超える運営委員(過去の卒業生)の参加がセミナーの中身を濃いものとします。グループ討論での自分自身の経験を交えた気迫の論議は、時には厳しい叱咤(しった)激励になります。

▼運営委員は1時間早く集合し、打ち合わせを行い、終了後も次回の準備に余念がない。その献身性には頭が下がります。事務局の皆さんも討論に参加し、適切な質問、アドバイスも行う。同友会あげてのフォロー体制です。

▼「セミナーはウォーミングアップの場。今日から経営者マラソンへの本格参加です。次回から運営委員として参加すればそれが給水所となります」。若い運営委員の発言に大きな拍手が湧(わ)きました。

「中小企業家しんぶん」 3月 5日号より


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