<< 中小企業家しんぶんのトップに戻る

中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2006年 6月 5日号

▼各地の総会や月例会に参加する1つの楽しみは新会員の紹介タイムです。同友会バッジや記念品贈呈後の各人のスピーチ。学ぼうとの意欲があふれており、経営者の学びと自己変革の場としての同友会の責任の重さに身が引き締まる思いです

▼同友会活動の基本といえる「学びあいの場」例会のあり方は、常に問われる古くて新しい問題です。本年度の活動の最重点に各地とも位置づけています。事前の入念な準備が例会の成否を分かちます。会内報告者を中心にテーマ設定、リハーサルも含めた報告内容の吟味

▼同友会の学びあう場のもう1つの特色はグループ討論。全員が発言でき、最も悩みの多い参加者が励まされ、問題の整理と解決への糸口までたどり着くことができれば成功でしょう。ここで問われるのはグループ長の力量。参加者の経営状況や報告の理解度を素早くつかむ。これはテクニックではなく、受け皿としての受信能力でしょう。仲間の温かい配慮に新会員が感激すれば次の例会にも出たくなります

▼7月13〜14日の石川での全国総会でも、熱く、真剣な論議が交わされます。初めて全国の場に参加し「目からウロコ」の感想も聞かれます。ぜひ、新会員も誘いましょう。

「中小企業家しんぶん」 6月 5日号より


このページのトップへ