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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2006年 8月 5日号

▼7月22日(土)午後、かねてから関心のあった「岩手ネットワークシステム(INS)研究交流会IN東京」に初めて参加しました。INSとは、岩手県内の科学技術および研究開発に関わる産官学民の人々の交流の場で今やその輪は全国に広がっています

▼この日の参加者約100名も北海道から九州に及び行政、大学、企業、金融、NPO、企(起)業支援組織と多岐にわたっています。今年のテーマは「これからの起業者・後継者育成」

▼各地関係機関(大学、行政)の人材育成の事例紹介の後、関満博一橋大学教授が「現場主義の後継者育成」と題して講演。関教授の最近の持論である「中小企業経営者の子女こそ後継者に最適」を、ゼミ学生の事例を挙げながら熱弁をふるわれた

▼この説は筆者も大賛成。幼い時から事業にいそしむ両親の背中を見て育ち、事業家の苦しみも喜びも垣間見てきた環境こそ最良の教育課程。自信を持って後継できる企業づくりが先代の使命です

▼それにしても初対面の方たちと名刺交換すると、行政担当者からは「同友会さん、地元ではお世話になっています」とたびたびいわれました。改めて各地での活躍と、地域から当てにされていることを実感しました。

「中小企業家しんぶん」 8月 5日号より


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