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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2006年 8月 15日号

▼中同協総会が1456名の参加者で終了した。同友会活動が全国的に活性化し、地域経済の主役は中小企業であり、真剣に地域経済再生を願って行動を始めたと思える現象の一端が今回の総会であった。ここでの学びが各同友会の運動推進につながることを期待したい。中小企業憲章の学習運動も引き続き推進してもらいたいものだ

▼経営者の責任については「労使見解」(中小企業における労使関係の見解)でも「いかに環境が厳しくとも、時代の変化に対応して、経営を維持し発展させる責任がある」と記されている。このことを具体的にどのような行動、成果で立証するかが問われる。知ることや批判することは少し勉強すればできるが、実践し、成果を第三者に評価してもらうことができなければ意味がない

▼そこで経営指針が必要となることは言うまでもない。経営理念と経営方針を確立し、経営戦略を立てると中期ビジョンが必要になってくる。何年までにどんな会社にしたいかを社員に示さなくては成長発展は望めない。そして経営計画を立て、社員とともに実践する。このことを四六時中考えることが経営者の仕事である。さて貴殿は果たして経営者の仕事をしていますか。

「中小企業家しんぶん」 8月 15日号より


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