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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2007年 8月 15日号

▼参議院議員選挙が終わり、与党には厳しい結果となった。表面的には年金や政治とカネの問題がクローズアップされたが、政府与党には生活者の声を真剣に聞く姿勢が欠けていたのではないかと思える。地域のことは地域の中小企業や農業従事者が一番よく知っている。ここに焦点をあてる政策に転換する時代の到来を実証した感がある。引き続き中小企業憲章の必要性を訴えつづけて行かなければならない

▼各同友会で今年から新しく代表理事になった方々の研修会が中同協総会終了後に開かれ、中同協と各同友会との方針や運営について整合性や疑問点、抱えている課題や苦悩、会員増強への取り組み等を真摯(しんし)に語り合った。参加者からは一様に有意義な研修であったと喜ばれた。今後も継続することが望まれている。トップリーダーは孤独に陥ることがある。そんな時、頼れる仲間がいることは心強い。会社経営も同友会運動も同じ。連帯の精神を大切にしたいものだ

▼強い組織をどう作るかは経営者であればだれもが常に考えること。しかし、何のためにするかが明快でないことが多い。その点、同友会「3つの目的」は実に明快である。あとは「やるか」「やらないか」の違いだけだ。

「中小企業家しんぶん」 8月 15日号より


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