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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2007年 10月 25日号

▼「中小企業憲章の最終目的は、人類の永遠の存続と繁栄です」。10月京都、中同協役員研修会、赤石前会長のお話です。私たちの大切にしている「自主・民主・連帯」の深い意味は「人間らしく生きる・生きる・くらしを守る」ということ。よく考えてみれば、それは「人類の存続であり繁栄」のことで、だからこそ、環境問題からも憲章制定の必要性が導き出されてきます

▼「人類の存続・繁栄」と言われても、普通でしたら「そりゃあそうだけど、自分がかかわれる問題じゃないし」という反応が一般的。しかし私たちは、その崇高な課題に正面から向き合えるポジションにいます。それは、同友会発足当時からの諸先輩が「3つの目的」「自主・民主・連帯」「国民や地域と共に歩む中小企業」という同友会理念や、「労使見解」「経営指針」といったたくさんの貴重な財産を積み上げていただいたからにほかなりません

▼その大きな財産の上に立って「私たちが何をこれからの半世紀に残していくのか」、まさにそれが私たちの課題。時代は同友会を求めています。その期待に対して質量ともにこたえうる同友会たり得ているのか、日々それを問われてきています。何かワクワクしませんか?

「中小企業家しんぶん」 10月 25日号より


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