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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2008年 3月 25日号

▼3月6〜7日、宮城全研が「よい会社と豊かな地域づくりを車の両輪に、日本の未来の土壌づくりを」のテーマで開かれました。この壮大なテーマにどう取り組んでいくべきなのか、そのプロセスが明らかにされたすばらしい研究集会でした

▼第1に「企業づくり」。この地域の、このお客様の、この思いにこたえていく、ということについてはどこにも負けない! と言い切れる会社になること。第2に「労使見解に基づいた経営指針作りとその実践」。それによって社員の生涯設計に責任を持ち、仕事に対する誇りを持ってもらい、能力を12分に発揮してもらえます。第3に「仕事を通じての地域や社会への貢献」。記念講演でお話しいただいた畠山氏の働きかけでの「森は海の恋人運動」があったからこそ、食物連鎖という自然の摂理によって豊かな気仙沼湾が蘇りました。第4に「行政や金融機関とのかかわり合い」。同友会と関わることで行政の方々も生き生きとしてきます。確実に世の中は変わっていく。そんな気がしませんか?

▼ただ、条件はあります。自分だけが良くなればそれでいいのではない。地域に責任の持てる同友会にもしていかなくては! 5万名会勢が急務です。

「中小企業家しんぶん」 3月 25日号より


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