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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2009年 2月 25日号

▼第39回全研が熊本で開かれました。テーマは「火の国で滾(たぎ)る想(おも)いに華(はな)咲かせ、光れ!輝け!中小企業」。ご挨拶いただいた蒲島熊本県知事が位置づけられたように「大逆境の中での記念すべき大会」となりました

▼それぞれに「滾る想い」をお持ちになったことと推測しますが、その共通項として「今こそ連帯を!」と訴えたいと思います。私たちにどんな「連帯」が求められているのか。その1つは「仲間を1社もつぶさない!」「1人で悩まない!」ということ。中同協は幹事会での論議を経て緊急アピールを発しました。全会員に向けては「すぐ手を打つべきこと」。そして役員・事務局に向けては「全会員訪問と悩みが出せる場づくりを」。こうした連帯がこうした時機だからこそ求められています

▼もう1つの連帯は「中小企業で持ちたる国」を我々の手で作っていくこと。表面的な豊かさを求める社会から幸せの見える社会へと追求すべき方向が変化しています。環境にも配慮した持続可能な地域社会づくりは、やはり地域に根を生やしている中小企業こそがその担い手。その力を十二分に生かし切る社会であるべきだ、と私たちはその動機に1点の曇りなく主張していきましょう。

「中小企業家しんぶん」 2月 25日号より


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