<< 中小企業家しんぶんのトップに戻る

中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2009年 4月 25日号

▼4月16日、参議院『経済産業委員会』に参考人として出席してきました。「産業活力再生特別措置法等の一部を改正する法律案」についての論議が中心テーマですが、「中小企業を代表しての意見陳述」という位置付けです。慶大経済学部の金子勝教授をはじめ、経団連や連合のお歴々と肩を並べての参考人というわけで、「同友会のポジションもここまで上がってきたか」と感慨深いものがありました

▼委員会の構成メンバーは参議院の先生方。それぞれ党を代表して議員数に応じた人数がメンバーとなっています。こうした委員会での発言は私としても初めてのことですが、感じたことは2つ。まず第1に「具体的な話を提供していくことの大切さ」。経済の実態を生きた言葉で明確に議員の先生方に伝えていくことです。これは、我々の最も得意とするところ。もう1つは「前向きな提言をしていくこと」。他の中小企業団体と一番違うのはこの部分。「苦しいから助けてください」ではなく、「私たちが存分に力を発揮できる環境づくりを」と、一切の後ろめたさナシに語れるのは、ひょっとしたら同友会だけかもしれません

▼国政レベルでの同友会の存在意義をあらためて感じます。

「中小企業家しんぶん」 4月 25日号より


このページのトップへ