<< 中小企業家しんぶんのトップに戻る

中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2009年 6月 5日号

▼同友会活動の柱の1つに青年部活動があります。後継者、若手経営者ならではの悩み、課題を学びあい交流する場です。5月14日中同協主催「09全国青年部代表者交流会」が都内で開かれ、広島、奈良の事例報告をもとに活発な討論が交わされました

▼皆さんの論議を聞いていると次のことが共通の教訓として浮かび上がってきます。第1に、役はどんどん受けよう。積極的にかかわらないと同友会の良さは分からない。失敗も学びとなる。第2に、指針づくりなど経営学習の計画は系統的に実行する。自分自身の成長の成果を経営に反映させ「青年部は遊びの会ではない!」ことを実証する

▼第3は、リーダーとしてのモチベーションを常に高めていくこと。それには、必ず全国行事に参加し、他県から刺激を受け良きライバルとしていく。第4は、時には実力以上のイベント(もちろん内容が大事ですが)に挑戦し、みんなでやりあげたという達成感を共有する。第5は、青年部活動をプレスリリースし、青年経営者の心意気を地域に伝えていこう

▼青年部活動を、同友会では企業と同友会運動の後継者養成の場と位置づけています。未来を担う青年経営者の発言は私たちも大いに励まされます。

「中小企業家しんぶん」 6月 5日号より


このページのトップへ