●2009年 9月 15日号 |
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▼ついに本格的な政権交代が実現した。民主党を中心にした新たな政権が、マニフェストに掲げた政策をどれだけ実行してくれるか、特に同友会が制定を目指す中小企業憲章や金融アセスメント法については、特別な思いで注意深く見守っていきたい。同時に、会内での憲章草案(第1次案)の学習会を各同友会の支部レベルで早急に開催していきたい。私たちの思いを反映した憲章制定がなされることを願ってやまない ▼景気は底を打ったという政府の発表とは裏腹に、中小企業の実感は、まだまだ景気は悪化するのではとの不安が拭い去れない。我慢も限界にきたとの声も聞こえる。経営者にとっては、まだ厳しい環境が続くと覚悟を決めて自社を守ることに専念しなければならない。同友会には長年学び続け、経営体質を強くした経営者が数多くいる。この努力が不況期に大きな力となる。同友会活動の効果を実感している会員もたくさんいると思う ▼秋には各同友会で経営研究集会などが開催される。この機会を大いに生かし、自社の苦境脱出のヒントを学び取ってもらいたい。生きる、暮らしを守る、人間らしく生きるを実現するには、まず経営者自らが謙虚に学ぶ姿勢が大切である。 「中小企業家しんぶん」 9月 15日号より |
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