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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2009年 11月 15日号

▼秋も深まる中、宮城県同友会の若松事務局長が登山中に転落され、帰らぬ人となりました。氏は宮城同友会の経営指針づくりを強力に推進した立役者であり、宮城を1000名の同友会にまで育ててきた実力事務局長の1人でした。ここに紙面を借りて、氏の功績を称えるとともに、ご冥福をお祈りします

▼秋といえば、各地で開かれる経営研究集会やフォーラムが定着してきました。会員はもとより行政、金融機関、学校、幹部社員、ゲスト経営者と多岐にわたる参加者が1日びっしりと経営課題に取り組む団体として存在感が際立ってきました。中小企業立国を提唱し、地域経済に責任をもつ団体としての使命感を持って、少なくとも会員の50%が年に1回は一堂に会して学びあう行事に発展させて行きたいものです

▼民主党を中心にした新政権は、中小企業政策に積極的に取り組む姿勢を見せています。今こそ私たちが運動を進めてきた中小企業憲章と中小企業振興基本条例がメインテーマとして政治に取り上げられる時代背景になって来ました。同友会が日本の産業構造を変え、地域経済の崩壊を食い止める中小企業団体として、光を発する存在になることが期待されています。

「中小企業家しんぶん」 11月 15日号より


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