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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2010年 4月 5日号

▼中小企業憲章実現への声を高めようと中同協では、商工会議所、商工会、中央会、商店街振興組合等各団体中央役員との懇談を進めています。そこで感じるのは「同友会はよく勉強する団体」との共通認識のあることです。誇らしいことですが、反面身の引き締まる思いです

▼懇談では、中小企業の現状について意見交換が行われます。政府のカンフル注射への期待もありますが、中長期的には安定した仕事の確保が切望されています。大都市部と地方の格差拡大、高齢化、少子化の進行による地方経済の衰退が深刻な悩みとして語り合われます

▼他方では、商店街と地元の小学校が協力し、授業の一環としてミニバザーを企画。実際に商品の売り手と買い手の側に立って喜々として関わる子どもたちの姿を見て、元気づけられた商店街の事例など学ばせてもらうことも少なくありません

▼国では憲章、地域では中小企業振興基本条例制定運動を進めることは、同友会の目的にある「他の中小企業団体との提携」の実践でもあります。中同協は、各同友会にも他団体への働きかけを呼びかけています。より豊かな地域づくりをめざし、他団体と知り合い、学びあう場を積極的につくっていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 4月 5日号より


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