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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2013年 8月 25日号

▼「すみません。泣けてきて読めません」と行政の担当官。以前開催された千葉県振興条例活用セミナーでのことです。パンフレットにまとめられている経営革新の成功事例を、うれし涙が出てきて読めない。その真摯な姿勢にはいたく感動させられました。と同時に感じたのは「自分たち中小企業家しか成果を出すことはできないんだ」ということ。条例ができて、行政の方がどれほど頑張っても、活用する「担い手」がいなければ何にもならないということです

▼条例だけでなく、中小企業憲章からも多くの施策が展開されています。その1つが「知的財産」の分野。憲章の行動指針「1、中小企業の立場から経営支援を充実・徹底する」の中には「業種間での連携・共同化や知的財産の活用を進め〜」、「

6、中小企業向けの金融を円滑化する」の中には「中小企業の知的資産を始め事業力や経営者の資質を重視し〜」とあり、それぞれに施策が展開されています

▼折しも「中小企業家しんぶん」では「『知財を力に』/経営者のための知的財産入門」として特許庁普及支援課の方に執筆していただいているところ。中小企業に対する優遇施策も満載です。関わりのある方は是非ご活用を。

「中小企業家しんぶん」 8月 25日号より


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