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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2016年 5月 5日号

▼熊本地震から7日目の4月21日、「全国の同友仲間の熱い応援を背に、熊本同友会は前を向き、復興めざして頑張ります!」と熊本同友会から全同友会会員に向けてメッセージが発信されました

▼立て続く余震で緊張感が続き、役員や事務局員も夜は車中や避難所で生活している方もいます。熊本同友会1022社のうち725社が被災地域にあり、同友会からの安否確認には「無事です」のコメントとともに「職員の疲労が大きい」「営業どころではない」などの声が寄せられています。そのような中で「悔やんだり悲しんだりしてもおれません。(中略)逃げることなく経営者としての責任を果たす姿勢を貫きたい」

▼中同協では対策本部を立ち上げ、義援金を全国に呼びかけるとともに、事務局次長を派遣。東日本大震災時の教訓を伝えようと、岩手、宮城、福島の事務局長などに1週間ずつ支援に入ってもらうことになりました

▼日報のやり取りの中では、「熊本への『支援』『協力』ではなく、熊本との『連帯』『共学』の観点で、同友会らしい『熊本地震全国同友会支援運動』に」と福島同友会参与。5年たっても復興に手がつけられない地域もある中で、連帯の輪が広がります。

「中小企業家しんぶん」 5月 5日号より


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