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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2018年 2月 25日号

▼第48回中小企業問題全国研究集会が兵庫同友会の設営のもとで開かれました。「今後の同友会活動に大きなプラスとなった」と確信する、素晴らしい内容でした。参加登録は過去最高の2054名。兵庫同友会も過去最高会勢で臨んだこと。それぞれ素晴らしいことですが、ほんの一部にすぎません

▼まずは「分科会の作り方」。20に及ぶ分科会のすべてを「決して期待はずれのものにしない」という方針のもと、全国の報告者との周到な打ち合わせがなされ、グループ長研修もしっかりと行われました。よき事例として今後に生かしていきたいと思います

▼もう1つは「地域再生の担い手としての使命を果たす」ことを共通認識にできたと思うこと。そもそもメインテーマが「地域再生の担い手として、時代を創る『地域企業』への変革を」。有馬温泉再生の立役者で、まさに「地域企業」の代表と言える金井社長の記念講演。福島の菊地さん、兵庫の田中さん、関西学院大学佐竹教授による震災復興シンポジウムと続く中で「復興における教訓と備え」「経営指針にもとづく経営」などの大切さも認識。こうした学びのできる私たちこそが地域再生の先頭に立つべきと感じました。

「中小企業家しんぶん」 2月 25日号より


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