<< 中小企業家しんぶんのトップに戻る

中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2018年 6月 25日号

▼「答えは、ハイかイエス」という話、同友会ではよく聞きます。特に役員への就任を打診されたときは「特別な理由がない限り受けた方がいい」というのが定説。なぜかというと、学びや気づきの機会が圧倒的に多くなるからです。ところが、せっかく役員になったのにそのメリットを十二分に享受していない方も少なくありません。その理由のひとつが「役員としての体系的な学びがされていない」こと

▼それぞれの同友会での「役員研修」などの企画が不十分だったり、ご自身の考えや日程の関係で参加していなかったりと理由はさまざまですが、いずれにしても本当にもったいないことです。なぜかというと、同友会の先輩方が築き上げて下さったたくさんの財産を十分に活用しないままに時が過ぎていくから

▼同友会の歴史や理念。幅広く展開されている専門委員会などの到達点。さまざまな対外活動。事務局の位置づけと関わり方。こうしたものを体系的に学ぶからこそ、それらが有機的につながり、全人格的成長・人が育つ環境づくり・存在価値のある企業づくり・地域の活性化・同友会の仲間づくりときわめて広い範囲で活用・展開していくことができるのではないかと思います。

「中小企業家しんぶん」 6月 25日号より


このページのトップへ