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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2018年 8月 5日号

▼「“手づくり企画”で知られる中小企業家同友会が元気だ」と、7月20日付「日刊工業新聞」。1面の「産業春秋」に、6月に開催した第21回女性経営者全国交流会の様子を交えて紹介されました。これまで会外の方々から評価されていたことが、『プレジデント』誌による連載、「朝日新聞」の事業承継問題を切り口にした特集記事なども含めて、メディアが当会の具体的な取り組みとあわせて文字にすることが増えています

▼一方で、「よい会だと聞いて入会したが、実際はこの程度ですか」と落胆されることのないよう、同友会理念に基づく活動をすすめ、あるべき姿を追求しようという声もあげられています。かつての「面白いように会員が増えた」時代と比べると、入会する皆さんの評価基準が変わってきた感が強くあります

▼今こそ、経営課題の解決のために同友会に参加して謙虚に学び、自社で実践することで得た成果と教訓を会内で報告する「学びと実践のサイクル」に取り組むべき時です。その姿が「同友会理念の体現者」として、また「企業経営と同友会運動は不離一体」の実践者として、会員を励まし、悩みを持つ経営者に一筋の光明をもたらすことにつながります。

「中小企業家しんぶん」 8月 5日号より


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