京都同友会南部地域会の異業種交流会「らくゆう会」は、「愛バッグ」とネーミングしたエコバッグの販売をはじめました。
そもそものきっかけは会のメンバーが、親からの虐待や育児放棄などで3万人を超える子どもたちが児童養護施設で生活していることや、施設を巣立っていった後の就業実態を知ったことからです。18歳になると行政の保護下から離れ「自立」を余儀なくされ、「自立ありき」の就職で早期離職が多いとのこと。
京都同友会では彼らの「適職探索」を支援するために社会問題研究会(準備会)も発足させ、地域の児童養護施設長との懇談を行ない、今後の連携のあり方を探っています。
今回の「愛バッグ」での収益の全額を、その適職探索支援事業に使用することとしています。綿100%、無漂白で地球環境への「愛」、そして次代の地域をになう子どもたちへの「愛」。賛同いただける会員の皆さん、よろしくお願いします。
1枚500円(10枚1セットでの購入をお願いしています)。
注文は、前川順氏(ジュンブライダル代表者、京都同友会会員、TEL0774―24―8990)まで。追って申込書を送付致します。在庫の関係上、納期が3週間ほどかかることもあります。
「中小企業家しんぶん」 2008年 12月 25日号より