対外広報紙が好評「輝く大阪」【大阪】

創刊 中小企業を元気づける紙面に

 「いいものができましたね、窓口に置くので送ってください」と反応が返ってきました。大阪同友会広報部は、対外広報に重点をおいた広報紙「輝く大阪」を創刊。6月1日全会員向け発送とともに、中小企業支援機関などへ設置依頼したところ、予想以上に好評で印刷部数をほぼ使いきるまでになっています。

 従来、広報部は月刊の機関誌「OSAKA中小企業家」の発行を担当してきました。昨年、大阪同友会創立50周年記念誌の編集の中心となった広報部員から「同友会の歴史と役割を改めて知った。会内だけではなく、広く発信する方法はないか」と議論が盛りあがりました。結果、月刊誌に加えて年4回の対外広報紙の創刊を決定、貴島清美副部長が編集長に選定されました。

 発行部数は5000部、うち3000を会内、2000を窓口設置による配布や増強活動での活用に割り当てました。

 大阪市中央図書館では「ビジネス関連情報コーナー」のラックの目立つ位置に設置されました。整骨院を経営する会員が待合室に設置したところ、治療に訪れた近隣の経営者から入会資料請求も。日刊工業新聞は、現役の経営者が企画・編集まですることに注目、6月25日付の紙面で記事が掲載されました。

 次号は9月1日発行予定。A3判8ページ・カラー刷、印刷部数は増やすよう検討中。中小企業が取り組むべき課題や中小企業憲章など、中小企業を元気づける紙面をめざしています。

「中小企業家しんぶん」 2009年 7月 15日号より