人・産業・地域が輝く長崎県づくりを【長崎】

第41回定時総会で中村県知事が記念講演

 今期40周年を迎える長崎同友会では、4月21日に第41回定時総会が開催され、来賓20名を含め、150名が参加しました。

 全3部構成で、第1部の定時総会では、5期目を務めることとなった松尾慶一代表理事より上程された活動方針を満場一致で承認。長崎同友会独自の、創立とともに誕生した4つのスローガン「1、会員の要望相談に応えられる会にしよう。1、団結してわれわれの企業を発展させよう。1、組織の力で中小企業の新時代を築こう。1、みんなのちえと力で同友の輪を拡げよう。」の実現に向け、邁進(まいしん)することを確認しました。

 第2部の記念講演では、中村法道長崎県知事が「長崎県総合計画の推進に向けて」をテーマに講演しました。中村知事は、人・産業・地域が輝く長崎県づくりを進めていくための基本理念、また人材育成や地域医療、産学官金連携による県内企業の支援など、さまざまな視点からの具体的政策とそれらへの積極的推進を表明するとともに、「地域活性化」に向けて、会員企業の自発的な取り組みの必要性も指摘。立場は違えど、思いは同じということを確認しました。

 第3部の懇親交流会では、閉会まで中村知事との名刺交換の列が続き、また他の来賓や会員同士の交流の輪も拡がりました。

 最後に、創立40周年記念経営フォーラム(10月6日(土)・開催佐世保市)の記念講演講師に、(株)ジャパネットたかた・高田明氏の招聘決定が発表され、会場は大いに盛り上がりました。

 年々行政や他団体との交流が活発になっていることから、地域における存在・期待の高まりを参加者それぞれが実感し、盛会の内に終了しました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 5月 15日号より