次の50年に向けて決意を確認~創立50周年記念式典【福岡】

 4月25日、福岡同友会では、第51回定期総会に引き続き創立50周年記念式典および祝賀会が開催されました。

 式典および祝賀会には、廣實九州経済産業局長、小川福岡県知事、高島福岡市長を始め、県内自治体の首長、各団体、金融機関、大学関係者など69名の来賓をはじめ、511名が参加しました。

 祝賀会では、冒頭、50年の歴史を辿(たど)ったDVDが流され、歴史を振り返る機会になりました。

 来賓あいさつに続き、永年会員表彰の後、最も会歴の永い諸岡昭三郎さんより、「50年の歩み」と題して、創立間もない頃の中心役員の活動や、自身が同友会の3つ目的のうち、「よい経営者になろう」にほれて入会したことなど紹介、ユーモアを交えた話に会場が和みました。

 最後は、中野実行委員長より「50周年宣言」が読み上げられ、改めて21世紀型中小企業づくりを通じて、次の50年にむかう決意を全員で確認しました。

 式典後、福岡同友会創立メンバーの一人鳥越俊雄氏(故人)の長男でジャーナリストの鳥越俊太郎氏より、「これからの中小企業経営者に求められるもの」と題して記念講演、自身の闘病の体験も交えて熱いメッセージが語られました。

 引き続き開催された祝賀会は、着席形式で行われました。冒頭、50周年記念事業の一環で、東日本大震災復興支援キャンペーンソング「SMILE AGAIN」の合唱に共にとりくんだ福岡雙葉学園中学・高校合唱部の歌で開幕。

 「同友会○×クイズ」などで盛り上がる中、来賓の方々との懇談、各県同友会の仲間との交流、懐かしい会員同士の懇親など会場内に談笑の花が咲きました。

 最後は、参加者全員で「SMILE AGAIN」を大合唱し、明日への思いをひとつにして祝賀会の幕を閉じました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 5月 15日号より