私たちの力で強く光を放つ佐賀県にしよう!新春全県例会52名で開催【佐賀】

 佐賀同友会では、1月16日 佐賀市において新春全県例会を行いました。参加は52名となり大いに学びを深めました。

 佐賀同友会は、岩手同友会の河野通洋氏((株)八木澤商店社長)を招いて新春全県例会を開催。佐賀同友会にとって例会に関わったすべての人が、事前打合せ、当日、終了後まで本当に学びが幾重にも重なる感動的で大変意義ある例会となりました。

 今月の新春全県例会を通じて参加者全員が、業種・役職・立場などを越えて、自社と自身の誇りをもち、社員や家族が誇りを持てる会社づくりをしていく責任をこれまで以上に決意を更に強くしました。そして、「私たちの力で強く光を放つ佐賀県にしよう!」と一体感の持てる例会となりました。

 例会では(株)八木澤商店 河野通洋氏(岩手)から、「社員と仲間と共に作った、揺るぎない経営責任」をテーマに、河野氏が失敗から学び変わった姿、同友会運動で関わった人たちの声、そして陸前高田のまちづくりのこれからとこれまでについて報告がありました。

 例会参加数も年度最高となり、社員・ゲスト・行政・教職員・学生・経済団体も交えて「経営責任」をテーマに、各々の会社の企業づくりや佐賀の地域づくりに真剣に向き合う討議を行うことができました。

 今年度、中同協・九州各県同友会の支援にて、より同友会らしい例会づくりから、企業づくり・地域づくり・同友会づくりを学ぶ機会を得ています。毎回、大きな学びと実践、そして決意を生む内容で行っていますが、今月はそれに併せて、岩手同友会の会員・事務局の皆様より佐賀県が変わる機会となる言葉を多く得ることができました。

 参加者からは、「陸前高田の未来を考え『鉛筆1本売るのではなく、同友会で学ぶ事が本業だ』と言い、震災で若くして亡くなった会員さんのことを受け止め、ぜひ伝えていきたい」「この地で誇りと愛を持って光を放つ会社をつくり、1人でも多く雇用し『この会社で良かった』と社員と家族全員に言ってもらえる会社にする!」と決意表明。仲間の声がしっかりと刻み込まれた例会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 2月 5日号より