大阪・奈良・京都で合同開催【第6回近畿圏女性部合同例会に約140名が参加】

 2月17日、「仕事の原点とは?~気づきが会社を変え地域を変える~」をテーマに、千葉同友会の大里綜合管理(株) 野老(ところ)真理子氏(代表取締役)を報告者に迎え、大阪・奈良・京都の3府県の女性部会主催による第6回近畿圏女性部合同例会が京都平安ホテルにて開催されました。当日は、男性会員もふくめ、近隣同友会の会員・社員・ゲストも迎えて、約140名の参加がありました。

 野老氏の報告は、「気づく訓練」として1日一時間の「環境整備」をするなかで、社員にとって仕事をしやすい会社に、その気づきが顧客へ、そして地域にも広がっていき、今の大里綜合管理(株)の「地域活動」に、そしてまちづくりにまで広がってきたこと。また、東日本大震災から学んだこととして、地域を巻き込んだ東北復興支援の活動や会社として現在取り組んでいることの報告がありました。

 その後のグループ討論も活発に行われ、参加者からは、「みんなが幸せを感じる社会を目指したい」などたくさんの感動の感想が寄せられました。

 この近畿圏女性部合同例会は、同友会理念の学びを深め、人を生かす経営の実践報告を聞くことにとどまらず、女性の感性や視点を生かした学びを得、自社にいかせるものとする。3府県の女性部会が共に企画を進めることで、互いの風土の違いを尊重しあい、互いの部会の進め方を学びあい、深く知り合える機会とすることを目的に、2009年からスタート、今回で6回めを迎えた学びの会です。

「中小企業家しんぶん」 2014年 3月 25日号より