私たちの未来をつくり、進化するために会員増強に取り組もう 【第6回関東甲信越ブロック支部長交流会】

関東甲信越ブロック支部長交流会

 第6回関東甲信越ブロック支部長交流会が9月6日、さいたま市・大宮ソニックシティで開かれ、10同友会および中同協から58名が参加しました。

 冒頭、開催地の政裕美子・埼玉同友会副代表理事から開会あいさつがあり、その後、3同友会からの実践報告が行われました。

 まず神奈川同友会の星野妃世子・川崎支部長・副代表理事((株)スタックス代表取締役)から「川崎支部主催の『ビジネスリゾート』というビジネス交流会が今年5回目を迎え、川崎市長や商工団体を巻き込み、中小企業振興条例の動きにつながっている」と報告。

 続いて、新潟同友会の宮崎伸洋・新潟支部長・副代表理事(中同協第46回定時総会実行委員長、(株)給材代表取締役)から「全国総会IN新潟の準備から、実行委員として青年経営者や女性経営者が設営に活躍し、同友会をもっと深く学びたいという人が増えている。新潟市に条例が施行され、経営指針も広まってきた。増強も過去最高会勢となった」と報告。

 最後に、東京同友会の橋本信行・理事・渋谷支部長((株)ナレッジシステム代表取締役)からは会員の分析をもとに、「バブル崩壊以降の会員減少に歯止めをかけ5年間で会員数をほぼ倍増。支部幹事会や例会の活性化、戦略的な対外広報、同好会・研究会で退会率を抑制した」と報告がありました。

 グループ討論では、支部・例会活動、会員増強などの経験交流が行われ、まとめとして、湯本良一・中同協副会長より「私たち中小企業の役割が重要。みなさんが社会のインフラとして重要との認識を深めてほしい。支部にかえって会員に今日の成果を伝え、私たちの未来をつくり、進化するために会員増強に取り組もう」とあいさつがあり、大いに交流を深めました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 10月 5日号より