20年の歩みから生まれた3大日本一【佐賀】

佐賀同友会

 4月18日、佐賀同友会は第20回定時総会を行いました(=写真)。前年度(2014年度)は例会参加増150%、経営指針成文化塾の刷新で参画者・参加者の200%超の増、新会員研修会の開催、全国行事への参加150%増でした。また、経営指針書の発表会を開催する会員も増加しました。また、佐賀の良い商品やサービスを研究し、会員相互に磨く「佐賀んきもち」プロジェクトも会員有志にて設立となりました。

 理事会、役員会などで同友会運動を進める上での論議において、県民性や地の利を科学的に掘り下げる事で今年度スローガンを「佐賀県中小企業分野での繁栄と未来づくり~佐賀県である強みを活かし、弛まず経営し続けるために~」としました。また、執行部も3名の代表理事制とし、設立正副代表理事の松浦氏、福井氏、そして新しい代表理事の谷田氏の新たな体制での船出となりました。

 企業と同友会の不離一体を再認識し「同友サイクル」つまり、(1)支部例会・(2)経営実践・(3)経営指針成文化・(4)実践的な経営手法を互いに学ぶ指針塾OB会のPDCAを謙虚な姿勢で学び回し続けることを活動方針としました。

 今回、創立以来初めて官公庁からの出席を得ることができ、山口祥義・佐賀県知事が参加、総会最後まで膝を交えて、中小企業分野や佐賀県の未来像を多くの会員と語りあうことができました。

 今後「3つの日本一」…会費額、指針セミナー参加費、そして小さな同友会(4月1日現在会員数92名)の強みや、伸び代の強みをフルに活かし、計画に基づいたビジョンを3カ年で実現します。

 佐賀同友会会員一同、「今年度は全国の皆様、そして中同協、九州沖縄各同友会の支援にこたえ、会の発展を実現しよう」と誓った総会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2015年 5月 15日号より