企業経営と同友会運動を不離一体のものに~九州・沖縄ブロック支部長・支部役員研修交流会

 5月21~22日に鹿児島市で九州・沖縄ブロック第9回支部長・支部活動研修交流会が開催され、8同友会・中同協、125名が参加しました。

 本交流会は「支部長および支部の役員が支部活動について学びあい、交流をはかり、励ましあう場」としています。今回は、「何のための同友会か?を追求し、企業経営と同友会運動は不離一体のものとする」をテーマに、1日目は「支部長・支部役員の役割」について中村高明中同協副会長より問題提起があり、(1)組織強化と新支部づくり、(2)企業づくりと支部活動、(3)地域づくりと支部活動についてそれぞれ事例報告とグループ討論で“企業経営と同友会運動は不離一体である”ことを改めて学びあいました。

 2日目は、ドイツ在住のジャーナリスト・村上敦氏が、「エネルギーシフトで地域が変わる、日本が変わる」をテーマに報告。エネルギーシフトは、地域の人たちのお金が地域で循環する仕組みをつくり出すことによって、経済的自立にもつながるということ、そのエネルギーシフトを進めるには地域の人たちが投資をし、プロジェクトの主体者になる必要があることを学びました。最後に、今回の学びを持ち帰り、来年の研修会で報告・検証しあうことを誓い合い、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2015年 6月 15日号より