北川中小企業庁長官との懇談会(昼食会)開催【東京】

 東京同友会は5月27日、千代田区の「霞山会館」において、北川中小企業庁長官との懇談会(昼食会)を開催しました。

 中小企業庁からは、北川慎介中小企業庁長官、米村猛中小企業庁長官官房参事官、蓮井智哉中小企業庁事業環境部企画課長、菊川人吾中小企業庁事業環境部金融課長、飯田健太中小企業庁事業環境部財務課長の5名。同友会からの出席は、広浜中同協幹事長、東京同友会三宅代表理事・政策渉外本部長、河原代表理事、浜野代表理事、、森副代表理事・女性部部長、小柳副代表理事、内田広報部部長、三木組織部部長、城財務部部長、林事務局長、松林専任理事、小池政策担当事務局員の12名が出席しました。

 冒頭、同友会を代表して三宅代表理事が「外形標準課税導入反対など貴庁のご奮闘に心より敬意を表します」とあいさつ。同友会の参加者は同友会での役割や現状の景気の実感などにも触れて自己紹介を行いました。また、事務局より今年1~3月期の会員企業経営実態調査アンケート結果の速報値を報告しました。

 北川長官は「わが国の多様な中小企業に応じた支援施策を講じている」と前置きし、地域経済を担う中小企業・小規模事業者の現状、イノベーションの推進、中小企業憲章の概要、中小企業・小規模企業振興に関する基本条例の状況、金融・税制・取引など具体的支援施策について説明をしました。

 懇談では、中小企業の人材対策、取引単価の適正化をはかる問題などを中心に、外形標準課税の今後の見通し、経営者保証のガイドライン、消費税の価格転嫁法や軽減税率など現場の生の声も含め、中小企業が直面するさまざまな課題について、忌憚のない意見交換を行いました。最後に浜野代表理事が「大変有益な懇談会になりました。今後とも連携を深めていきましょう」と謝辞を述べ終了。次回は秋ごろの開催予定です。

東京同友会

「中小企業家しんぶん」 2015年 7月 5日号より