茂原支部(千葉)

まずはチャレンジ! 元気な会社を作って、地域を盛り上げよう!

 7月29日、日本料理竹りん(茂原市)にて県内21番目となる「茂原支部」が31名で船出を迎えました。

 茂原市は、千葉県の中央東部に位置し、明治中期には天然ガスが発見されたことで大企業が進出し、近代産業が発展。しかし、近年は、大企業の工場撤退により多くの雇用が失われるなど厳しい状況が続いていました。

 一昨年3月、茂原市や大網白里市等近隣地域の新支部作りをめざし、準備委員会を設立。その後、取り組みが一時中断されていましたが、昨年9月の打ち合せを契機に再挑戦することが決定。全6回の「同友会を知る会」の開催、並行して、会員、事務局共同による精力的な訪問活動を行うことで、仲間が一人ひとりと増え、結果的に多くのメンバーが集結しました。設立総会は、来賓やゲスト、他支部会員が祝福に駆けつけ、約50名の参加者となりました。

 第1部の総会では、来賓の椎名千収・山武市長より、外房地域に同友会支部が誕生したことへの激励と期待が語られました。

 総会議事では、「まずはチャレンジ!元気な会社を作って、地域を盛り上げよう!」を支部スローガンに掲げ、全員が経営指針を作成する等の活動方針を含めた議案を全会一致で採択しました。初代支部長に就任した野澤智一氏((株)ODEN代表取締役)が、「来てよかった!と言ってもらえる例会づくり、真剣に語り合える役員会づくりを行い、会社も地域も元気にしていきます」と熱い意気込みを語りました。

 第2部の記念講演は、箕輪晃・共同求人委員長((株)協同工芸社代表取締役)が「新卒採用で変革!ダイバーシティ企業をめざす“看板業”」をテーマに講演。「地元の若者を雇用し、生かすことが中小企業に求められている」と力強く訴えました。

 第3部の祝賀パーティーでは、新会員紹介や即興の合唱が披露されるなど和やかな雰囲気のなか交流が行われました。9支部の支部長による祝福メッセージリレーなどサプライズも。宮澤正則・代表理事より熱の入った激励のメッセージが語られ、ゲストの当日入会もあり盛会となりました。

千葉同友会

「中小企業家しんぶん」 2015年 9月 5日号より