互いの顔と経営が見え、本音で語り合える支部・地区づくりを【北海道・東北ブロック支部長・地区会長交流会】

北海道・東北ブロック支部長・地区会長交流会

 北海道・東北ブロック支部長・地区会長交流会が10月8~9日に秋田県仙北市のたざわこ芸術村温泉ゆぽぽで開催され、7同友会および中同協から78名が参加しました。当日は台風の影響で北海道からの飛行機が欠航になるハプニングがあり、急遽内容を変更しての開催となりました。

 1日目は、「互いの顔と経営が見え、本音で語りあえる地区活動」をテーマに渋谷順子・福島同友会福島地区会長(渋谷レックス(株)・代表取締役)から、「地区活動は経営者として学び、成長するために楽しく活動することが重要」と企業での実践も含めてわかりやすく事例報告がありました。その後のグループ討論では同友会の発信力を高め、なぜ会員を増やさなければいけないのかを改めて確認し、地域の企業に声をかけていこうと学びあいました。

 2日目は、緊急特別企画として、佐藤元一・中同協副会長(宮城同友会代表理事)ならびに菅原俊樹・宮城同友会組織活性化委員長から「仙台市中小企業振興基本条例」の取り組みを報告。「条例運動は地域版の経営指針。地域に人と仕事を残す運動として取り組むことが重要」との提起がありました。またその後、池田泰秋・中同協事務局次長より「憲章・条例運動についてエネルギー問題と地消地産を含めて取り組むことが重要」との報告がありました。その後グループ討論では、「支部・地区活動、地域づくり、憲章・条例運動、エネルギーシフトなどすべてがリンクし、地域再生の鍵となる」と学びあいました。

 また終了後、北海道・東北ブロック代表者会議が開催され、各同友会の活動の上半期の成果などを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2015年 10月 25日号より