埼玉同友会が8年ぶりに1000名会員達成-新たな発展に向けて出発

埼玉同友会

 埼玉同友会では会員拡大プロジェクトを中心に、各地区会・委員会が連携した継続的な仲間づくり運動で、2016年3月末時点で1011名会員を達成しました。1000名会員は2007年以来、8年ぶり。プロジェクトリーダーの荷田光雄氏が「『会員拡大は急がば回れ』。充実した例会を開催してそこにゲストをお招きして入会を促進するのが一番の近道」と訴え続け、県・地区会の地道な会員拡大運動が結実したものでした。

 4月23日の定時総会では冒頭、久賀きよ江代表理事があいさつの中で「1000名会員は通過点であり、新たな発展に向けての出発でもある」と述べました。続いて、会員増強に大きく貢献した会員8名への表彰が行なわれました。

 埼玉同友会は2007年に1000名会員達成後、2010年度末902名まで落ち込みました。しかし、翌2011年度から純増に推移し、以降5年連続で純増を継続。その背景には、原点に立ち返り、新入会員のオリエンテーションによる退会率低下、地区会内の企業訪問活動などによる定着率向上、活動ハンドブックの作成と普及、新入会員への経営指針づくり促進、女性部・青年部などの委員会との連携例会開催、グループ討論の充実などに取り組んだ経緯があります。また並行して地区会づくりにも取り組み、2012年度に川越地区会、2015年度に東彩地区会を立ち上げ、同友会運動の裾野を広げてきました。

 埼玉同友会では、1000名会員達成を通過点とし、2018年までに新たに4地区を設立し、1200名会員へ向けて今後さらなる発展・飛躍をめざしていきます。

「中小企業家しんぶん」 2016年 5月 25日号より