青年部発足を過去最高会勢で迎える【静岡】

尊敬される次代のリーダーとして仲間を増やそう

 最高会勢1039名となった静岡同友会は設立から43年目を迎え、新たに青年部が発足しました。

 7月22日、全国11の同友会から参加した45名を含め148名で記念祝賀会を開催しました。時代をさかのぼること1978年に青年経営者懇話会が産声を挙げ、2回の青全交を設営してきた静岡同友会。幾多の青年会員がつくり上げた情熱の火は、時代を越え、青年部の発足として再び静岡に灯されました。

 冒頭、藤原博美・静岡同友会代表理事((株)日本ベルト工業代表取締役会長)から、全国より参加の会員へ歓迎のあいさつとともに、「静岡の最高会勢の中で青年部発足を迎え、同友会運動発展の原動力に」と期待と激励のメッセージが送られました。

 続いて、初代部会長の寺田卓正氏((株)ニューウェーブ代表取締役)から「青年会員が自社経営と経営者の姿勢を学び実践し、市場と雇用を創造して社員が輝く企業をつくる『尊敬される次代のリーダー』として仲間を増やしていこう」と高らかに挨拶がありました。6名の副部会長からは、発足趣意、基本方針、活動計画が発表されました。

 記念講演は、中同協青年部連絡会代表の早間雄大氏((株)クニヨシ代表取締役、広島同友会会員)が「自社経営と同友会青年部活動は不離一体」をテーマに登壇。会で学んで実践する早間氏の真っすぐな経営姿勢と、先輩会員の思いの下に青年部活動があることを語り、「世界に誇れる中小企業をめざす青年部の実現を」との期待に、会場から大きな拍手が送られました。

 4同友会から祝電もあり、懇親会では県外参加者も青年部への思いを語り、発足を祝う記念すべき祝賀会となりました。

静岡同友会

「中小企業家しんぶん」 2016年 8月 5日号より