広報の役割を原点から考える【中同協広報委員会】

中同協広報委員会

 7月15日に大阪国際交流センターで第1回中同協広報委員会を開催し、21同友会と中同協から45名が参加しました。

 冒頭、加藤昌之・中同協広報委員長は「広報は同友会の基幹となる役割があります。各同友会の活動を交流し、熱く議論いただきたい」とあいさつ。

 次に、原田修・広島同友会広報委員長から「会員を巻き込んだ、自主的な支部広報活動」と題して実践報告がありました。原田氏からは活発な支部報活動から広報を経営に生かすことと運動の方向性にあった広報を委員会で位置づけ、総合的戦略的広報を心がけ2023年までの中長期ビジョンを作成したことなど報告がありました。

 続いて、「経営指針実践運動の現状と課題、今後どのように運動を広めていくか」をテーマに玄地学・中同協経営労働副委員長が特別報告。各同友会で行われている経営指針成文化セミナーなどについて丁寧に説明し、今年発行予定の『経営指針成文化と実践の手引き』の内容を紹介しました。

 2つの報告を受け、加藤・中同協広報委員長から「経営指針は地域や国を良くするために作成すべきものです。運動の成果である経営指針の魅力をどのように伝えればよいか? 会員を巻き込み発信していきましょう」と問題提起しました。

 グループ討論終了後、2016組織強化・広報・情報化全国交流会の概要や「中小企業家しんぶん」に関わるアンケート、企画内容を確認、広告への協力を呼びかけました。最後に、内田勲・中同協広報副委員長がまとめを行い、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 8月 15日号より