『企業変革支援プログラム』を活用し、より実践的な研究集会を【京都】

10月開催の第19回京都経営研究集会

京都同友会

 京都同友会は10月27日に第19回京都経営研究集会を開催します。今回の研究集会は6つの分科会が用意され、各分科会は『企業変革支援プログラム』のカテゴリーに沿って設定しています。

 今回の研究集会は、「未来を創造し魅力ある企業へ前進!」というスローガンのもと、実践報告から自社の立ち位置が確認でき、自社の未来に向かってスタートが切れる実践的な気づきが得られるものをめざしています。各分科会は、自社の現状(課題)認識をもとに、自社の未来にとって何をどのように変革すればよいのかを学びたいポイントから分科会が選択できるよう『企業変革支援プログラム』のカテゴリーを明示しました。

 具体的には、まずリーフレットには、「自社の立ち位置・今の姿を明確にする」ステップ1と、「ステップアップの具体的取り組みを導き出す」ステップ2についての説明、合わせて「成熟度レベルの説明と項目相関表」を掲載しました。

 また、グループ長研修会でも、『企業変革支援プログラム』を使用し、どのように討論進行するのかについて確認するなど準備を行っています。当日の分科会運営では、座長より実践報告での変革のポイント、『企業変革支援プログラム』との関連性などを解説しグループ討論に導きます。グループ討論においても、参加者は自社の経営課題とステップ1における成熟度レベルなどを話し合い、レベルアップのための具体的方策とチャレンジ目標を明確にしていく予定です。

 経営者はどのような経営環境の下でも健全な黒字体質を継続していく責任があります。その責任のもと、単に感想を述べあう分科会から脱皮し、未来を見据えた仕組みづくりを考えていく研究集会をめざします。

「中小企業家しんぶん」 2016年 9月 25日号より