経営指針と就業規則は一体【中同協経営労働委員会】

第1回中同協経営労働委員会

 9月8~9日、2016年度第1回中同協経営労働委員会が東京で開かれ、28同友会・中同協から55名が参加しました。

 2016年度の体制として、委員長は中山英敬氏(福岡)、副委員長は玄地学氏(宮城)、青木義彦氏(愛知)、山田茂氏(大阪)、林哲也氏(香川)の4氏に引き続きお願いすることを承認。第5回「人を生かす経営全国交流会」(11月17~18日、千葉)、2017経営労働問題全国交流会(2017年8月31~9月1日、京都)の取り組みなどについて確認しました。

 続いてNPO法人POSSE(ポッセ)代表の今野晴貴氏の講演(「働く人の立場からみた良い会社とは~『ブラック企業』問題に学ぶ『持続可能な労使関係』のあり方~」)、「就業規則のガイドライン」作成プロジェクトからの報告を受け、自社や同友会での労働環境整備の取り組みについて交流を深めました。

 2日目は、現在編集作業が進められている『経営指針成文化と実践の手引き』の概要紹介などがあり、各同友会の「経営指針実践運動」の取り組み、「企業変革支援プログラムステップ1・2」活用・普及の取り組みについて交流が行われました。

 グループ討論では「経営指針と就業規則は一体ものとして作成することが必要」「労働環境整備のためにも経営環境改善を」など活発に意見が交わされました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 10月 5日号より