第7次ビジョンを見据え、会員増強の取り組み強化を【京都】

会員増強活動交流会を開催

京都同友会会員増強交流会

 京都同友会では、「第7次ビジョン」で2021年3月31日までに2000名の会員回復を目標に掲げ、2014年度より毎年5%実増をすすめる会員増強に取り組んでいます。

 9月12日には、今期後半期に向けて京都同友会全体で会員増強の取り組み強化を図る目的で、全理事、支部長、組織委員を対象に会員増強交流会を開催しました。

 冒頭、「第7次ビジョンを正面に見据え、会員増強の取り組み強化を」というテーマで児玉雅人代表理事が「地域の将来を良くしていくために、地域の全ての経営者に入会を勧めよう」と問題提起。続いて渡邊博子伏見支部副支部長が、入会直後より全国事業や他支部事業に積極的に参加する中で、他の団体にない同友会の魅力・良さを実感し、自信をもって身近な経営者に入会を勧めている体験を発表しました。

 その後、参加者全員が「学べる組織、減らない組織、増える組織をめざすチェックリスト」(広浜泰久中同協幹事長作成)に基づき、自らがかかわる組織の現状を分析し、今後の改善点や課題を共有しました。

 グループ討論では、「チェックリストを踏まえ、今後どのような組織(支部)づくりを進めますか?」のテーマで意見交換。参加者からは、「チェックリストによる現状分析で支部の強み・弱みを発見できた」「数字を追わず、人を追う組織風土づくりをめざしていきたい」「一部の役員の個人的力量に依拠するのではなく、多くの会員を巻き込んだ組織的会員増強(運動)に取り組んでいきたい」などの意見・感想が寄せられました。

 京都同友会では「第7次ビジョン」の組織目標達成に向けて取り組みの強化を図っています。

「中小企業家しんぶん」 2016年 10月 15日号より