しおじり木曽支部(長野)~長野に10番目の支部が誕生

仲間を増やし、学びあい、会社の維持・発展につなげよう

しおじり木曽支部(長野)

 10月18日、長野同友会に記念すべき10番目の支部として、しおじり木曽支部が27名の会員で誕生ました。

 長野県のほぼ中央に位置する塩尻市から中央アルプスと御岳山系に囲まれた木曽郡を主たるエリアとしています。世界的にも評価が高いワインの産地としても知られ、木曽漆器など伝統工業も盛んな地域です。

 設立総会当日は、理事や県下各支部幹事・会員に加え、群馬同友会からも5名が駆けつけ、総勢約100名で新支部誕生を盛大に祝いました。

 しおじり木曽支部設立は、第5次中期ビジョンの中で明確に位置づけ、母体となった中信支部を始めとして、長野同友会全体から支援する体制を構築しました。

 設立総会では、初代支部長に選任された西森貴芳氏((有)廣瀬代表取締役社長)より、「仲間を増やし、学び合い、会社の維持・発展につなげよう!」をスローガンとした活動方針が提案され、盛大な拍手で承認されました。

 記念講演会は、群馬同友会代表理事の山岸良一氏((株)山岸製作所代表取締役社長)が「企業は人なり!人材育成は企業力」をテーマに講演。同友会に入会してから経営指針を確立・実践し続け、技術力のみならず人材育成においても県内外から高い評価を得るまでに至ったプロセスを中心に、貴重な経営体験報告から学びあいました。

 記念式典・祝賀パーティーには、来賓として塩尻市の小口利幸市長、木祖村の唐澤一寛村長、長野銀行の中條功頭取、松本信用金庫の田中鈴生理事長、塩尻商工会議所の山田正治会頭が出席。地域経済の繁栄に向けて、中小企業・経営者に対する高い期待を込めたあいさつがありました。

 熱気あふれる雰囲気の中、参加者は塩尻・木曽地域経済活性化に向けて、経営者としての資質向上に一層努めるとともに、地域の中でキラリと輝く企業を多数創出できるよう、決意を新たにしました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 11月 15日号より