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鹿児島全研1189名で開催 多様な中小企業問題を分科会で議論【中同協】

アドバイザーの導入で問題を客観視

 2月16~17日、鹿児島で「強靭な企業づくりが日本の未来を切り拓く!~経営維新で夢あふれる中小企業 実践しよう『人を生かす経営』~」をテーマに第47回中小企業問題全国研究集会(略称:全研)が開催され、47同友会と中同協から1189名の参加がありました。

中小企業問題全国交流会in鹿児島

 1日目は11の分科会と2つの見学分科会が行われました。今回の全研は、本来の「中小企業問題」を研究する集会とし、分科会では報告の客観性と中小企業の課題を明確にするためにアドバイザーを置く分科会もありました。

 分科会終了後は懇親会が行われ、来年明治維新150年を迎えるとあって西郷どん(せごどん)が「薩摩兵児謡(へこうた)のおどま薩州」を歌いながら登場し開会宣言。開催地を代表して青木英一郎・鹿児島同友会代表理事がかごしま弁を交えてあいさつをした後、来賓が登壇し三反園訓・鹿児島県知事が代表してあいさつしました。

 2日目ははじめに上塘裕二・鹿児島同友会代表理事があいさつ、鋤柄修・中同協会長が「中小企業が抱えている問題をさまざまな角度から考え、全国の会員と交流を深めて自社が発展するように真剣になって経営に取り組んでほしい」とあいさつしました。来賓のあいさつは森博幸・鹿児島市長が行いました。その後、4つの分科会からそれぞれの学びと実践に向けた提起がありました。

 記念講演は窪田茂・窪田織物(株)代表取締役(鹿児島同友会会員)が「伝統を守り革新し続けるローリング型経営~激減する大島紬業界から世界への果敢な挑戦~」をテーマに講演しました。

 鹿児島の基幹産業として栄えた大島紬業界は今では最盛期の3%まで市場は縮小し、同業者が倒産・廃業する中、窪田氏は(1)既成概念を打ち破る、(2)伝統と革新はセットである、(3)社員力の結集を柱に次々と戦略を打ち出しました。常識を打開し、ピンチをチャンスと捉え、自社だけでなく、業界全体の底上げに取り組む話は多くの参加者に大きな感動を与えました。

 その後、同友エコの表彰式を行い16名が登壇。広浜泰久・中同協幹事長が2日間のまとめを行い、次回の開催地である兵庫同友会から村川勝・代表理事が参加の呼びかけを行い閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 3月 5日号より

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