経営指針、採用、教育、障害者雇用の体系化めざして【中同協第16回人を生かす経営推進協議会】

 3月11日、第16回中同協人を生かす経営推進協議会が東京で開催され、20名が参加しました。

 冒頭、人を生かす経営推進協議会代表の加藤明彦氏(愛知同友会会長、エイベックス(株)代表取締役会長)から「人を生かす経営を推進するとはどういうことか」をテーマに「経営指針を柱にすえた取り組み」「将来的な経営指針・採用・教育・障害者雇用の体系化」「企業と同友会の取り組みの体系化」「同友会の取り組みを体系化した手引書」の4点について問題提起がありました。その後、それを受けて各専門委員会の委員長より全国の現状と課題について報告がありました。

 続いて、新入会員を対象とした経営者の基礎力向上へ向けた発行物についての内容や今後の方針などを意見交換しました。

 意見の中では、就業規則の作成や組織運営についての理解を深めるものにするなど、新入会員にとって同友会で学ぶ土壌がつくられるものにしていく方向で検討が進められました。

 最後に、各専門委員会の2017年度の重点方針について各専門委員長からの報告や、2018年度の第6回人を生かす経営全国交流会(宮崎)の日程について確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 4月 5日号より