長崎純心大学との包括連携協定調印式【長崎】

 6月2日、長崎純心大学と長崎同友会は包括連携協定の調印式を同大学会議室にて執り行いました。

 長崎同友会は長崎ウエスレヤン大学と諫早支部の包括連携はあるものの、県としての連携事例は初めてとなります。

 長崎純心大学側から片岡瑠美子学長をはじめ7名、長崎同友会からは松尾慶一代表理事をはじめ同じく7名が出席しマスコミの取材もあり、式は無事滞りなく閉式しました。

 中村長崎県知事より「若者の県内定着に着実な成果を、『ひと』と『しごと』の好循環の実現を」という激励のメッセージがあり、片岡学長は「長崎純心大学の就職希望者は100%の就職率であり、75%が県内就職という実績は県内で一番高い。この結果はこれまでの長崎純心大学の取り組みを評価いただいた結果でありうれしく思う。今回の連携がさらに実を結ぶことを願う」とあいさつしました。

 松尾代表理事も「形だけの連携ではなく今後互いに成果を出し、地域を活性化するために具体的な活動を」と述べました。

 具体的には個別インターンシップの受け入れ、キャリア講座での講師派遣など学生と企業の接点を増やし、互いにさらなる「選ばれる企業」「選ばれる学生」を目指す取り組みが行われる予定です。

 今回の連携協定は今後に大きな可能性を見いだすと同時に、大きなうねりとなり、長崎のさらなる活性化につながることを出席者全員で強く確認した調印式となりました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 6月 25日号より