会員増強で外部環境は変えられる【中同協中日本ブロック支部長交流会・代表者会議】

 中同協中日本ブロック支部長交流会は5月25日に金沢で開かれ、7同友会から69名が参加しました。加藤明彦・中同協副会長は「なんのために同友会に入って活動しているのか、『会員増強の手引き』(中同協発行)などを活用し、原点に返って運動を」とあいさつしました。

 実践報告では、下津浩嗣・三重同友会中勢支部長と島幸美・富山同友会呉西支部長が報告。役員間連携と小グループ活動による活性化で、同友会のよさを知ってもらって入会を誘うことで、最初から同友会で企業経営を学ぶ姿勢ができ、定着につながっていることなどが共通して報告されました。

 討論では、「会員が増えると外部環境も変えられる」「リーダーの元気と熱意が大事」「青年や女性経営者を増やそう」など意見交換されました。

 翌日開かれた同ブロック代表者会議では、金融庁の日下智晴・地域金融企画室長を迎え、「地域金融を巡る政策変化と今後の展望」について、講演をもとに意見交換しました。地元2地銀、2信金からも参加。日下氏は同友会の金融アセスメント法制定運動や会員の学ぶ姿勢を高く評価し、意見交換では手形やリスケによる債務者区分変更、信用保証問題などが熱く議論されました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 6月 25日号より